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正社員として働くメリット、デメリットとは

正社員と非正社員について

多様な働き方が広まってきた現代ですが、正社員であることを重視する方は少なくないと思います。そこで本記事では、正社員として働くメリット・デメリットについてまとめてみました。はじめに、正社員と非正社員の定義について見ていきましょう。

正社員

正社員とは、労働契約の定めがなく企業に直接雇用される従業員のことです。より分かりやすいイメージでいうと『雇用期間の定めがなく、会社が決めた労働時間をフルタイムで働く労働者』のことを指しています。

非正社員

正社員以外の労働者を総称して非正規社員といいます。例えば、パート&アルバイト、派遣社員、契約社員、臨時社員、嘱託社員などが挙げられます。

正社員の種類

正社員には細かく分けると、以下の種類があります。

職務限定正社員

職務限定正社員は、勤務地や職務、勤務時間などの範囲が限定されている正社員のことです。『子育てをしながら正社員で働きたい』『親の介護のため地元で働きたい』といった方の需要に応えています。

勤務地限定正社員

勤務地限定正社員は、転勤範囲が限定されていたり、転居を伴う転勤がない正社員のことです。転勤がネックで正社員を選べない方でも、勤務地限定正社員を選べば問題ありません。

短時間正社員

短時間正社員は、一般的な正社員と同じ内容で、フルタイムよりも短い時間で働く正社員のことを指します。育児や介護などでフルタイムでは働けなくても、短時間で成果を挙げられるような人材を逃さずに雇用することができます。

正社員のメリット&デメリット

正社員のメリット&デメリットとして、一般的に言われていることは以下の通りです。

メリット

・福利厚生がしっかりしている

正社員は社会保険、交通費や住宅手当、社員寮、健康診断補助、保養施設提供、旅行補助、資産形成補助などの福利厚生がしっかりしています。

・雇用が安定している

正社員は『勤務態度が特別悪い』、『経歴詐称や学歴詐称の発覚』、『業績の著しい悪化』、『倒産』といった事態にならない限り、簡単に雇用を解除することはできません。そのため、非正社員に比べて安定していると言えるでしょう。

・社会的信用がある

正社員だと経済力や地位によって評価される社会的信用が高くなります。そのため、ローンやクレジットカード、マンションの審査などに通りやすいです。

・教育制度がしっかりしている

正社員は長期雇用を前提としているため、しっかりと教育を受けられることが多いです。例えばOJT(On the Job Training)や、OFF JT(Off The Job Training)といった教育研修は、非正社員よりも手厚く受けられる可能性が高いでしょう。

・収入が高い&安定する傾向にある

正社員の給与はアルバイトやパートといった非正社員よりも高い傾向にあります。また、毎月安定した給与をもらえることも大きなメリットと言えるでしょう。

デメリット

・移動や転勤がある

職務限定正社員や勤務地限定正社員でない限り、正社員は異動や転勤を命じられる可能性があります。パートナーや親、子供の事情といったプライベートなことは考慮してもらえない点がデメリットといえます。

・労働時間や勤務日数が多くなりやすい

正社員は責任のある仕事を担うことが多いため、非正社員に比べて残業や労働日数が多くなりやすいです。

・責任が重い

正社員は責任のある立場になることが多く、重要なプロジェクトなどを任されやすいといえます。やりがいのある仕事ができるという言い方も出来ますが、仕事のプレッシャーを感じやすい方はデメリットになります。

・休みをとりにくい

正社員の労働日数や勤務日などはあらかじめ決められていることが多いため、特に長期休みなどを取りにくいです。

・副業できない場合がある

最近だと副業OKな会社も増えてきていますが、まだまだ正社員だと副業を禁止している会社は少なくありません。副業でスキルを身に着けたかったり、収入を増やしていきたい方にとっては大きなデメリットといえます。

・スキルが身につかない場合がある

正社員の仕事内容は多岐にわたるため、独立や開業に結び付く専門スキルが身に付きにくい場合があります。

まとめ

いかがでしたか。正社員にはいくつかの種類があり、それぞれメリット&デメリットがあります。一昔前は大企業の正社員になれば安定、といったイメージがありましたが、現代では自分の生活やライフプランに合った選択をすることが大切といえます。正社員を含めた働き方についてもっと知りたいという方は、ぜひ本記事で紹介した内容を参考にしてみてくださいね。

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